静音ラックとマシンのマッチングで一番に重要な項目は「風量適合」です。
風量適合とは、マシンが冷却に必要とする風の量をラック側から正しく供給できるかどうか。多すぎても少なすぎてもデメリットが出ますので最適マッチングに導く技術策定が必要不可欠となります。
この技術はエスアイ設立当初(2009~)から全製品に採用して来ましたが、最新のGPU搭載機、AIコンピューティングでは要求風量がようやく数値化され、設置要綱書にCFMで記載となりました。この数値を検証したところ当社のマッチング手法と全く同一として裏付けが取れましたので迎合方針で歩みを合わせます。
エスアイ静音ラックで用いる風量単位「立方メートル/分」は「CFM」にも換算してNVIDIAなどのメーカー表記にも互換性を高めます。
そして現在開発中のエスアイ新製品には型番にCFMを示します。
従来から用いられるラックサイズ「U数」だけでは放熱規模を表すことが出来ませんので、マッチングの規模感をイメージできる呼称を取り入れます。
これからの人工知能コンピューティングに合わせた技術体制を整えています。皆様に社会全体に役立つ静音ラックであることが大切、未来への歩みは止まりません。
予告画像 S9.0-1300CFM
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