Si R&D

株式会社エスアイの製品情報、技術情報などをご案内いたします。

2009-01-01から1年間の記事一覧

幅広いお客様へ静音ラックの技術サービス

dBseries静音ラックは単一仕様のカタログ製品を一方的にラインナップするのではなく、お客様の静音要求に応じた最適な手法をご提案する「製品+技術サービス」です。結果として物品販売に至ることが多いですが、ラック仕様はそれぞれのお客様ごとに異なり、個…

静音ラック・防音ラックの他社比較

dBseries静音ラックのサイトには他社比較のページがあり、技術的な裏づけのある優位点をピックアップして説明しています。でも技術項目がたくさんありすぎて、一目でピンっとくる「キャッチー」なキーワードがないんですね。そこでブログならではの文章で表…

静音ラック・デモがすごいんです

dBseries静音ラックのトップページにある「騒音体験」では、ビフォア・アフターでの騒音を聴くことが出来て、お客さまにはたいへん好評をいただいております。でも、実際の騒音体験=「デモンストレーション」ではもっとすごいんです!!パソコンからの再生で…

VT64静音化ソリューション

ビジュアルテクノロジー社のVT64サーバにdBseries静音ラックを組み合わせた「VT64静音化ソリューション」の提供が開始されました。高密度マシンの放熱性を落とさずに高度な静音化を達成するシステムパッケージプログラムです。 研究室、デスクサイドで静かな…

高密度マシンのデスクサイド運用

大学や研究室ではHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)科学解析用の高密度専用マシンが多く使用されています。一般オフィス用のマシンでは冷却、電源効率を上げたりファンのスピードを落とすなど静音化の工夫はありますが、突き詰めるとスペックとの…

静音・防音ラックdBseriesのアピール3ポイント

オフィスサーバを静かにするdBseries静音・防音ラックでは三つの大きな特徴があります。 1.膨張室型サイレンサーの採用吸気・排気通路に膨張室(チャンバー)型消音器を装備。音を静かにさせるにはいくつかの手法がありますが、サーバラックには膨張室型サイ…

静音ラック・防音ラックの最適化

音を遮断するには遮音材、防音材で完全な密閉をすることが一番の近道です。しかし密閉しただけでは熱がこもってしまいサーバの運用は出来ません。そこで空気の通り道を作り、消音器(サイレンサー)を装着して「空気は通しても騒音は漏らさない」とするのが…

静音・防音ラックの幅広いバリエーション・サービス

dBseries静音ラックでは、規模に応じた幅広い騒音対策、放熱対策を用意しています。 ●オフィスパーテーション・間仕切りでのサーバ室、マシンルーム 大型ラック数台に対応。既存の空調を利用する場合には強制空冷のファンユニットと消音ボックスを組み合わせ…

間仕切り・パーティションでのサーバ静音化

dBseries静音ラックの技術は様々に応用可能です。たとえば間仕切りで部屋の一部を区切り、サーバのマシンルームを作る際に、放熱・冷却のための空気循環を行なうファンユニット、サイレンサーボックスの設計が可能です。 これは静音・防音ラックがそのまま大…

静音・防音ラックのガイドブック

サーバの防音対策のための情報ガイドブックを製作中!dB(A)などの専門用語解説や製品適合について一般向けに分かりやすく説明します。そしてこのガイドの中で新製品が3機種登場予定。より幅広いユーザーに様々な静音手法をご案内いたします。ちょっとだけス…

製品開発 エコへの取り組み

静音ラックdBseriesの次世代バージョンは新素材へのチャレンジです。仮称「ハニカムFRP」素材を使用し、原材料となるパルプの使用率を大幅に削減します。無闇な森林伐採は×、地球環境への配慮、グリーンでクリーンな製品作りを目指します。 ハニカムFRPは蜂…

静音ラックの最新ニュース!

●最新のユーザーボイス、導入事例をアップいたしました。 ソーダアッシュジャパンさま、ご協力ありがとうございます。 →静音ラックユーザーボイス ●サーバ室の施工例をアップいたしました。 静音ラックdBseriesの技術はサーバールームそのものに対してもお役…

映像機器 HDDアレイ、ストレージの騒音対策

オフィスサーバーの次に騒音対策が多いのが映像機器。特にAvid VideoRAID SRのようなディスクアレイ、MAXSERVE NS-330S-8020のようなストレージなどは静音化のご相談が特に多くなっています。また、apple Xserve、Xserve RAID用の静音ラック、消音ラックも多…

静音ラックで対応したサーバー機種

サーバの騒音対策について、実際にご相談いただく対象装置は以下のような機種が多くなっています。これらのサーバーの静音化、防音対策にはdBseries SYSTEM4.2、SYSTEM4.3、dBP08、dBP11、dBP15、dBP100で対応しています。 ●HPC SYSTEMS(HPCシステムズ)HPC…

サーバラックの色

全ての静音ラックdBseriesに全14色のカラーバリエーションを用意しました。 標準色はオフィスに溶け込むライトグレーですので落ち着いた職場の雰囲気に! カラーオーダーでは個性や意匠性を重視するオフィスにおすすめです。追加料¥0!→dBseries静音ラック

HPCと静音ラック

静音ラック SYSTEM4.2ではHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)向けに多くの実績があります。 HPCとは大学や研究所での科学技術の計算、解析、シュミレーションに使われるコンピュータのことで、膨大な計算処理を非常に高速に処理できる専用機。たと…

騒音 例

騒音レベルの目安に使われるdB(A)ですが、数値だけではイメージがつかめずよく分からないですね。日常的な音に対比させた表を作ってみましたのでお役立てください。 昨日の日記にもあるようにdB(A)の数値だけでなく、他の要素も関連して「感覚量」となります…

騒音の感じ方

騒音量を表す単位dB(A)ですが、同じ数値でも感じ方は様々に異なることがあります。たとえばオフィスで感じる50dB(A)は一般的なもので苦情は出ませんが、深夜の寝室で50dB(A)あれば問題です。最近はやりのエコキュートも40dB(A)前後で苦情が出ることがあるよ…

静音ラックのバージョンアップ、コストダウン

静音ラックSYSTEM4.3ではケーブルエントリー部の新方式採用により部品点数の削減、コストダウンに努めています。また各オプション部品の価格見直しを行ない、より低価格で高機能をご利用いただけるようにサービスの向上を行なっています。 ●ケーブルエントリ…

新製品テスト

従来の静音ラック廉価バージョンdBP11とdBP15をさらに発展させてdBP08が完成しています。その騒音テストの結果です。61.7dB(A)の1Uサーバーを48.5dB(A)まで静音化!=-13.2dB(A)の騒音減衰を達成。従来の製品よりも性能アップです。さらに部品点数の削減に…

プレスリリース

静音ラックdBseriesのプレスリリースが各媒体で紹介されています。 ●ASCIIプレスリリース ●COM SEARCHプレスリリース ●iPROS製品情報 ●ヤフーオンビジネス製品 ●ヤフーオンビジネスPRESS ON BIZ ●INCOM製品ナビ ●@engineerニュースリーダー ●RSS-PRプレスサ…

井戸の水琴窟 その2

井戸の水琴窟プロジェクト完成です。 微かな水脈の音を増幅して自然のままに音を楽しむ装置をインストールしました。音の反射・間接音を利用してあたかも井戸の中から聴こえるように仕組んだこの音響プロジェクトでは、ここち良さ、ナチュラルな音空間の演出…

サーバーの熱対策

専用のサーバー室を持たない中小規模のオフィスではサーバー台数が増えるほど熱の問題が大きくクローズアップされます。扇風機で風を当てたりエアコンを強化するだけでは満足な放熱・循環が得られず、しかし専用空調付きのサーバー室はスペースやコストの都…

空間認識とマスキング効果

マスキング効果とは大きな音が小さな音を覆い隠してしまう現象です。 サーバーの騒音が大きければそれ以外のオフィスの音は消されがちになります。消されて困る音は「人の気配」。そこに人がいることを認識するには、たとえば衣類の擦れる音やキーボードをた…

静音・防音ラックの消音器

サイレンサーについてのお話です。dBseries静音ラックの設計では、密閉・遮音したラックに放熱のための空気の通り道を設けてそこには騒音が漏れないようにサイレンサー(消音器)を装着しています。サイレンサー構造は膨張室型と呼ばれる形式で、dBseriesで…

井戸の水琴窟

東京福生市にある石川酒造では酒造り以外にもレストランや売店、資料館などを併設しており、その敷地内には昔ながらの井戸があります。通常の井戸とは異なり地下水脈の流れが露出していて微かに水の音が聞こえ、井戸の石積みの壁面に音が反射して水琴窟のよ…

静音ラックの性能

静音ラックの遮音性能として多くの場合騒音減衰量dB(A)で表しますが、測定条件と設置条件の違いで実際の評価は大きく異なります。dBseries静音ラックSYSTEM4.2では膨張室型サイレンサーの採用でラックの周囲360度で均一な静音性が得られることが大きな特徴で…

オフィスの騒音基準 サーバの静音対策

一般的なオフィスの暗騒音はおよそ40〜50dB(A)で、そこにそれを超える騒音のサーバーを設置すると苦情が出はじめます。55デシベルを超えると支障があり60デシベルでは仕事をする環境ではないほどです。よく「慣れればそれほどでも」と耳にしますが、長時間で…

静音ラックの騒音測定

騒音測定は条件によって数値が異なります。測定マイクの距離や位置以外に、部屋の残響などにも影響され数デシベルの違いが出ます。dBseries静音ラックでは東京大学の実測定で-18.7dB(A)の騒音遮断を公開していますが、これは一般的なオフィスに近い現実的な…

グーグルミニGoogle Miniの静音化、騒音対策

Google Mini[「グーグルミニ」の騒音対策用dBseries 騒音密閉と安全な放熱を両立させた静音ラックケースdBP11-Google Miniでは、グーグルミニ専用設計を取り入れることで十分な騒音対策と低価格を実現。大学や官公庁に多くの実績を持つdBseriesのポータブル…