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オフィスの騒音基準 サーバの静音対策

一般的なオフィスの暗騒音はおよそ40〜50dB(A)で、そこにそれを超える騒音のサーバーを設置すると苦情が出はじめます。55デシベルを超えると支障があり60デシベルでは仕事をする環境ではないほどです。よく「慣れればそれほどでも」と耳にしますが、長時間での疲労や、肩こり、頭痛なども起こりやすく、精神衛生上での障害が仕事効率に与える影響は少なくありません。

音の環境は多くの場合軽視されがちで、直接的な悪影響が見えにくいものですが、地球環境や日々の生活にナチュラルな関心が高まる今こそ、「心の充実」として「音の環境浄化」に注目すべきです。

音による空間認識は視覚と同じぐらい優れていて、無意識のうちに身の回りの状況を音で把握してるものです。たとえば背後から人が近づいてきたり扉が開いて人が入ってくるなどは見ていなくても音だけで認識しているものであり、通常は音を聴いたあとに目で見ているのです。大きな音のサーバーがあればマスキング効果によりそれらは見えにくくなります。人の気配やコミュニケーション、会話は不足し、オフィスのクリエイティブな雰囲気を失います。
サーバーの静音化にはこのように大きな意味があり心理的な部分での改善効果で仕事効率のアップ、オフィス環境の向上にテーマが繋がります。オフィスの全体的な「音環境改善」にdBseries防音・静音ラックが役立ちます。