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静音ラックの性能

静音ラックの遮音性能として多くの場合騒音減衰量dB(A)で表しますが、測定条件と設置条件の違いで実際の評価は大きく異なります。dBseries静音ラックSYSTEM4.2では膨張室型サイレンサーの採用でラックの周囲360度で均一な静音性が得られることが大きな特徴で、これが実際の導入例での高評価に繋がっています。一般のオフィスでは壁や天井、床から騒音が反射してきますので、試験測定とは異なる場合が多いのです。

参考としてdBseries静音ラックSYSTEM4.2の場合では
一般オフィスの導入例では -18.7dB(A)
狭く硬い壁の反響が多いオフィスでは -17.6dB(A)
広い空間では -21.4dB(A)
と変化し、無響室のような条件ではさらに好成績が得られると考えられますが、実際にはそんな音の響かないオフィスはありません。

静音ラックSYSTEM4.2の大きな特徴は上記の数値のように狭い空間でも性能の低下が少ないことです。1.1dB(A)の差はほとんど体感できないレベルです。導入したお客様にご満足いただき、騒音クレームゼロを達成し続けている理由があります。