Si R&D

株式会社エスアイの製品情報、技術情報などをご案内いたします。

水冷マシンの注意点

放熱と静音に優位な水冷マシンですが、一長一短で結果的に空冷を選択されるユーザーも多いようです。

その水冷マシンについてSi R&Dからサポートできる部分では以下の項目が掲げられます。





◆ラック全体と部屋全体でのエアフローマネジメント


マシン単体では十分な放熱ができても、その分マシン外に放出される発熱や負担が多くなります。ラック内での熱溜り、排気のループや、部屋全体で温度上昇が起きればせっかくの高性能も活かすことができません。
システム全体での効率的な冷却をサポートするエスアイの「エアクールドマネジメント」により、空冷、水冷を問わず最も効率的な運用が提供可能です。

参考ページ=http://www.si-rd.com/aircool.htm

お客様のシステム、諸条件に応じた個別対応で、最適運用を実現します。





◆メンテナンス


水冷と言えども最終的にはラジエーターによる空冷です。このラジエーター部分には放熱フィンがあり、隙間が狭くチリやホコリで目詰まりが起こりやすい個所です。(空冷よりも注意が必要です)
ホコリの混入を嫌ってフィルターなどを装着する方法はお勧めできません。フィルター自体もすぐに目詰まりしますので、危険な要素が増えてリスクが増大するだけです。
マシン内部は常にクリーンな状態にすることが基本であり、定期的なメンテナンスは欠かせません。

メンテナンス箇所のアドバイスや技術者による出張サポートについて承ります。





◆マシン選択とラック適合


空冷部品を利用して無理やり水冷に改造したマシンは、筐体内部のエアフロー設計が甘く、ヒートシンクの向きと風の流れが合致していない等完全なプロフェッショナル設計とはいえません。また、全面吸気でないマシンと通常のマシンを組み合わせてラックマウントする場合についても注意が必要です。マシン選定、ラックとラックマウント方法に関してのアドバイススタッフを配備しています。何なりとご相談ください。



水冷・空冷を問わずマシン運用の効率化→目的達成のSi R&D














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