静音ラックのお問い合わせでは「サーバーの音がうるさいので」とご相談いただくお客さまがごく一般的です。
一方で、いざ打ち合わせに入ると多くの例で放熱の問題が浮上し、音以上に本質的な問題、課題があることが発見されます。
よくある例としては、アクリル窓の前扉で吸気側が閉鎖されている状態。音の遮断が採用理由と思われますが、騒音低減には効果が低く放熱デメリットのほうが大きいので効果はマイナスです。マシン背面から排出された熱い空気が前面側に回り込む「ショートサーキット」状態により冷却不良が発生しています。
サーバーラックの前後にパンチング穴の扉が装着されているのもよくありません。
メーカーカタログでは大きな開口率であることを「売らんかな」してますが、空気の対流は制限されショートサーキットを助長します。
マシンマウントの無い部分にブランクパネルを装着していない「アイルキャッピング無し」でも、負圧に吸われて後面から前面に向かって風が流れますのでこれもNG。
さらにラック周囲の熱溜りやパーティション等での囲い込みなど、多くの現場で問題、課題を持っていることに気づかされます。
静音ラックの採用では騒音密閉と強制空冷のダブル効果によりこれらの課題を全て解決可能。さらに同じ技術手法でラックの周囲やサーバールーム全体での空冷効率化までご提案することが出来ます。
静音ラック→http://www.si-rd.com/
空冷サーバー室→http://www.zits.jp/
これらの問題を適切に解決できるメーカー、業者が大変少ないことが大きな懸念です。目先の効果だけをうたってデメリットを隠す不適切な製品もありますので、結果としてお客さまが課題解決に失敗する残念な例も数多く見てきています。そのようなことが起きないように、遠回りの「勉強」をしていただかないように、当社からの情報を多くのみなさまへ正しくお届けできるよう日々努めてまいりたいと思います。
◆クリック課金広告を始めました。（中小企業庁による補助事業採択済み）
◆大手商流業者さまとの販促強化を推進しています。
◆製品情報の露出度向上のため、熱拡散システムの特許出願をしました。
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