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騒音の感じ方

騒音量を表す単位dB(A)ですが、同じ数値でも感じ方は様々に異なることがあります。

たとえばオフィスで感じる50dB(A)は一般的なもので苦情は出ませんが、深夜の寝室で50dB(A)あれば問題です。最近はやりのエコキュートも40dB(A)前後で苦情が出ることがあるようですので、数値の大きさよりも周囲状況との相対的な「差」に着目することが大切です。

オフィスの場合では日常的な騒音値(暗騒音)が40〜50dB(A)程度であり、60dB(A)を超えるサーバー騒音があればかなり不快です。その60dB(A)のサーバーが2台あれば63dB(A)、4台なら66dB(A)となりますのでそれらを暗騒音レベルまで下げることが当社の役務です。


そしてもうひとつ注目すべきが騒音の「周波数」。

サーバー騒音は主に中〜高音レベルが大きく不快な音域ですのでこの辺りを集中的に対策します。dBseries静音・防音ラックでは中〜高音の最大減衰量が-25dB(A)以上ありますので実際の導入例での評価が高く、オールバンドの測定値とは異なりカタログ数値以上の体感性能が得られます。


さらに騒音の「指向性」にも着目。

膨張室型サイレンサーの採用で周囲360度に均一な騒音減衰が得られるdBseries SYSTEM4.2(4.3)では、天井や壁からの反射音がある小規模なオフィスでも性能低下の少ない良好な音環境を実現します。


カタログ数値だけでは見えてこない大きなアドバンテージ。数多くの実績達成と騒音クレームゼロの理由があります。