某お客さまから「サーバー室を見てほしい」と診断依頼をいただきました。
床下吹出型の大型空調が2台設置された専用ルームに42Uフルラック2台が稼働しています。
初見では冷気と排気を仕切る「アイル遮蔽」でのカイゼンをご説明しましたが、よく見るとラックの中はフル実装ではありません。マシン本体の性能が向上したので、この台数でも従来のシステムを上回る能力があるとのこと。
過去にはさらにラック本数が多く大規模なマシン構成で運用していたため、それに見合う空調設備のまま運用を続けています。専用空調しかない部屋なので大型空調は止められず、マシン騒音も大きいので他の場所へ移すことも出来ません。
そこでSi R&Dからのご提案。
マシンをエスアイ静音ラックへ入れて別室へ移動しましょう。そしてこの部屋の空調を止めましょう！。この規模の空調をゼロにするととてつもなく大きな電力節約、費用削減が得られます。エスアイ静音ラックの導入により強制的な空冷効果が得られますので、専用空調の無い生活室温の部屋でも十分な冷却効果が得られます。さらに騒音の懸念もありません。
マシン性能が向上した結果、大型のマシンルームからよりコンパクトな設備へ移行するケースが増えています。電力削減、エネルギーメリットを最大限に活かすには十分なエアフローと騒音への配慮、空調や生活環境を含め総合的にマネジメントする「仕組みの全体俯瞰」が役立ちます。
小さく、シンプルに、そして性能は従来より高く進化させる方法。三方良し、Win-Win、マシンも人も全て良しの解決策がSi R&Dにはあります。
サーバ室の無料診断・アドバイス→エスアイ・アールアンドディー
