Si R&D

株式会社エスアイの製品情報、技術情報などをご案内いたします。

ラックサイズの策定(改訂版)

静音ラックのサイズ策定には通常の汎用サーバーラックとは異なる独自の方法があります。

 

1. フルマウントは不可

f:id:si-rd:20171117095921j:plain

一般的なサーバーラックでは「マシンが○○Uだから高さ○○U」などと物理的なマウント規模でラックを決めますが、静音ラックでは放熱適合によるサイレンサー容積や、放熱流路、配線余長スペースの確保などが重要です。S4.5でマウントできるマシン規模は多くの場合で7割前後、HPCマシンでは5~6割程度、放熱重視のS8.0で8~9割程度となるのが一般的です。

お客様ごと、マシンごとに大きな変動がありますのでまずはマシン情報をお知らせください。



2.「適当に大きめサイズ」ではコストに不利

f:id:si-rd:20171117095942j:plain

防音専門の特殊な筐体ですのでマシンの予定がないのに大きめラックを導入するとコスト上昇が大きくなります。



3. 将来のマシン増設

f:id:si-rd:20171117100005j:plain

増設の具体的なご計画がある場合は余裕のある適切サイズをお見積りします。

初期導入はマシンに応じた縮小規模の放熱構成とし、後日のマシン増設の際に風量部品を追加装備していきます。ご計画をお知らせいただければ適切なアドバイスを用意いたします。



エスアイ静音ラックは、お客さまが自己責任でカタログラインナップからチョイスするような汎用マスプロダクト品ではなく、供給側責任でのパーフェクトな目的達成を目指した課題解決型ソリューションです。専門技術を用いたラック仕様の策定をフルサポート。マシン情報をお知らせいただき最適なラックサイズでのご提案を用意いたします。是非ご利用ください。

 

参考ページ:http://www.si-rd.com/seihin/research.htm




最適な静音ラックの専門策定→Si R&D





















.