復興に向けて Si R&Dが出来ること
現時点では、被災地への支援物資供給、義援金の拠出を準備中です。緊急性の高い物資発送を優先、そしてお金はあとから必要になると思いますので、精査の上、最大額を準備できるように努めます。
次に私どもの役割として「経済の復興」があります。今後の経済損出を最小限に食い止めるには、自社のポジションにおける役割を停滞なく遂行し、創意工夫、アイデアを共有して共同社会の力を最大限に発揮できるように行動することです。
Si R&Dでは製品開発のアイデアを200項目以上ノートストックしています。その中から復興に役立ちそうなアイテムを以下に公開します。アイデアを独占することではなく多くの人たちにご利用いただくことを優先しますので、模造を否定しません。製品化の際には一報いただけますと幸いです。
●保冷材の冷風機
保冷材の周囲を囲み、保冷材と囲みの間に風の流れる流路を形成し、電池駆動のファンで冷気を送出させる冷房装置。
小型のものではオフィスの卓上用などが考えられ、中型装置では家庭用規模まで。
計画停電が長期化することを想定し、夏場の3時間停電時の冷房として活用できる。
量産や海外生産でのコストダウンの可能性が考えられる。
●森林空冷のデータセンター
森林による冷却効果を直接的にマシン冷却に活用するプロジェクトです。23年度の多摩ブルーグリーン賞に応募する予定でしたが、ここで先行公開し協力者を募集します。データセンターの運営事業者、関連研究者、山林所有者、行政の協力など幅広い方々の連携を求めます。
●サーバの排熱対策キット
サーバの排熱による室温上昇を防止する装置を開発中です。低電力で大きな効果が期待できますので、夏場の電力不足、節電に献上することが期待されます。当社で製品化を予定しますので詳しくはお問い合わせください。