Si R&D

株式会社エスアイの製品情報、技術情報などをご案内いたします。

静音ラックの安全性

dBseries静音ラックの高度な安全性


騒音を密閉して遮断する静音ラックでは、放熱に対して十分に安全であることが必須条件です。Si R&Dではオプティマイズド(最適化)エアフローの概念を取り入れ、安全で安心な製品供給に努めています。


(1)
マシン構成に応じた必要風量を確保するため、お客様それぞれに適合調査を行ない、個別での安全運用ラックを供給します。


(2)
1機のファンユニットには複数のファンが装着されています。さらに、吸気と排気の両方にそれぞれファンユニットが必要数装着されます。しかもファンユニットごとに独立した電源となっています。各部品単体に万一の故障があっても独立した他の部品が機能を続けて、全体のシステムとして急激な機能ダウンが起こらないよう何重もの安全設計がされています。

 
(3)
吸気と排気の通路を仕切る遮蔽板を必須装備します。これにより排気の熱が再びサーバに吸い込まれることを防止して、ラック内の熱溜りを防ぎます。


たとえば、吸気ファンの全てにトラブルが発生しても排気ファンによりエアフローは確保されます。吸気、排気の全てのファンにトラブルが発生しても遮蔽板の効果により、サーバ本体のファンの力である程度の送風が可能です。サーバ本体のファンが停止してもラックの吸気、排気ファンと遮蔽板の効果により強い静圧で空気を送り続けます。


(4)
消耗品交換のお知らせDMを発送しています。ファンユニットは5年程度の消耗品ですので、ご購入後約4年を過ぎたお客さま、販売店さまにお知らせDMを発送しています。


何重もの安全設計がされたSYSTEM4.5では過去の導入例での重大トラブル報告は皆無です。SYSTEM4.5を導入することでのリスク増大はなく、騒音解決と同時に正しいエアフローを確保し、安定運用、寿命への影響など大きなメリットが付加されます。


■静音保証
万一騒音の対策効果にご不満の場合、100%返品保証としています。


マシンへの適合はご使用者さまでの判断、責任として販売されるのが他社製品。dBseries静音ラックは適合まで完全なサポートを行なう製品です。万一不適合の場合には当社の瑕疵と考え、必ず安全に運用できる製品供給をお約束しています。


サーバの安全運用→(株)エスアイの静音ラック空冷サーバ室施工