dBseries静音ラックの技術は様々に応用可能です。たとえば間仕切りで部屋の一部を区切り、サーバのマシンルームを作る際に、放熱・冷却のための空気循環を行なうファンユニット、サイレンサーボックスの設計が可能です。
これは静音・防音ラックがそのまま大きくなったイメージで、人と共有スペースにあるエアコンの効果を利用する空冷設備となります。ファンユニットは必要とする風量を計算し正しく設計することが重要で、サイレンサーはもちろん騒音の防止。吸気と排気通路に消音器を取り付けて強力なファンユニットで強制空冷をしますので、間仕切り(パーテーション)で密室になっていても温度の上昇は起こりません。最近のデータセンターでは新しい技術としてホットアイル/コールドアイルと言われる設計がされていますがdBseries静音・防音ラックでは5年以上前の製品ですでに「遮蔽構造」を取り入れています。
間仕切りでのサーバ静音化は、市販のオフィスパーテーションを利用することも可能ですし、独立して箱状に組み立てるものも対応できます。また、既存の小部屋に施工して放熱・エアフローの最適化を実現することも出来ます。
静音ラックの導入と比べてそれぞれメリットがありますのでお客様の状況に応じた最も実効性のあるご提案をいたします。