Si R&D

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騒音の周波数分布に着目

【技術解説】 騒音の周波数分布に着目した製品開発


音の大きなオフィスサーバーやHPCマシンの騒音は、主に500Hz以上の中〜高域に音圧が集中しています。 この帯域での定常的な騒音は特に不快度が高く、自然の音、鳥の声や風の音などと比べると一定の音量で途切れなく鳴り響くことが、苦痛を累積させる要因にもなっています。


以下の騒音グラフは静音ラックの標準機SYSTEM4.5-12Uでの測定例ですが、マシン単体ではおよそ500Hzから6.3kHzの間で大きな騒音を発生しています。SYSTEM4.5ではこの帯域をターゲットとした騒音低減が実行され平均で-27dB(A)、最大値となる-29〜30dB(A)の減衰ポイントが全体の7割(!)を占めています。

人が不快と感じる音域を重視したこの製品性能は、フルバンドのカタログデータ(-24.3dB(A) )には表れにくいですが、実際の効果として大きな違いが体感できるため、出張デモンストレーションや導入後の評価に大きなアドバンテージを見ることができます。



実感!静音ラックSi R&D

















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