Si R&D

株式会社エスアイの製品情報、技術情報などをご案内いたします。

慶應義塾大学さま導入例

株式会社HPCテックさまによる静音ラック導入例を公開いただきました。導入先は慶應義塾大学さま。

 

●導入事例のページ

  株式会社HPCテック | 慶應義塾大学 栗原研究室様 (hpctech.co.jp) 

 

慶應義塾大学 栗原聡研究室 ホームページ

 http://www.ae.keio.ac.jp/introduction/lab-professor/kurihara/

 

大学や研究室のHPC向けにベストな組み合わせとなるエスアイ静音ラックですが、特に発熱量の多いハイエンドGPUを居室でご利用いただく場合には大きなメリット、導入効果が得られます。高度な静音性と放熱の安全性を完全両立させたエスアイ静音ラック。ユーザーさまからいただく高い評価とリピーターの多さがビジネスアドバンテージを実証しています。

 

   HPC、GPUに特化した静音ラック → 株式会社エスアイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

 

個人の方のご購入

一般の居住用一戸建てや居住用マンションなどで静音ラックを求められるケースが時々あり、ほぼ全例で導入に否定的なアドバイスをしています。オフィスとは異なる条件がありますが多くの方はそれに気づかず(知らず)、オフィス向けの文言(性能や効果のアピール)をそのままに解釈してしまうことが多いです。

一般住居では静音の要求値が全く異なりレコーディングスタジオ並み、又はそれ以上の静けさを求められます。オフィスでは聴こえないほど僅かな音だけでもクレームになります。そのような場所にオフィス向け静音ラックを導入しても十分な効果には達せず満足いただけない状況が予見されます。

 

一般向けには通常以下のようなアドバイスをしています。

1. 静音性能がオフィス向けであり、一般住居には向いておりません。

2. 大きさが業務向けであり一般住居には向いておりません。

3. 価格が企業向けであり個人の方には向いておりません。

 

さらに、要求値に応じて静音性能を高めるには価格上昇、サイズ拡大となり、個人の方が求める「安く小さく」とは相反する条件になります。

 

B to Cでの静音ビジネスはトラブルも多く、そのような社会実態も当社で認識しています。どうか判断ミスのないように十分なご考察の上、ご検討をお願いします。無理な押し売りはしませんので。

実験的な目的での導入や結果責任の所在をご理解いただけるような方でしたら製品の提供自体は否定しませんので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

 

                                                                    静音ラックの専門会社→株式会社エスアイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

 

年度末締め切り

年度末までの納品分はまもなくオーダー締め切りとなります。お早めにご手配ください。

よく出るタイプ、S4.5ZRの12UやSYS-7048GR-TR向けdBP07Vなどは少量ですが常時在庫がありますので、極端な受注集中が無ければ締め切り過ぎても対応可。

 ◆静音ラック S4.5ZR-12U

f:id:si-rd:20190801114312j:plain

ファンレス静音ボックス dBP07V

f:id:si-rd:20190801114339j:plain

 

今年は例年にも増してオーダーが集中しています。今のところ全ての案件で滞りなくブッキング出来ていますので、このままスムーズに3/末を乗り切りたいと思います。当方都合での一方的な日程を(不本意ながら)お願いしています。皆様のご協力に感謝。

 

感染症で大きな変化となる社会情勢ですが、創意工夫で平常通りの活動を維持します。

未来へ続くSi R&D、皆様と共に未来があります。

 

 

                  静音ラックSi R&D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

2021 謹賀新年

コロナ感染対策で始まった2021年、今までとは異なる仕組みや工夫で未来へ進みます。

テレワークを兼ねて1/11(祝)まで休業延長としましたが、メールへのご返答はいつも通りに対応しています。遠慮なくご用件をお申し出ください。

 

テレワークを組み合わせた業務は今後もしばらく続くと思いますが、少数精鋭の当社では一時的に社内不在となる可能性があります。電話応対や荷物の受け入れなどで不自由をおかけするかもしれません。なにとぞご協力よろしくお願いします。

 

未来を夢見て創意工夫を楽しみます。みなさまに幸あれ。

 

          株式会社エスアイ 代表取締役 関田 泉

 

 

 

 

.

 

年末年始休業

年末年始休業:2020年12月29日(火)~2021年1月11日(月

f:id:si-rd:20201211111750j:plain
まことに勝手ながら、2020年12月29日(火)から2021年1月11日(月まで年末年始休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますがなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

           株式会社エスアイ Si R&D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

6Uの静音ラック

静音ラックS4.5ZRはカタログ上では6Uサイズからのラインナップとなっています。

f:id:si-rd:20201112084251j:plain

静音ラック 防音ラック

6Uの高さは478mmで、高さ制限のある特殊な用途(机の下など)に用いる限定仕様となります。寸法都合でサイレンサー容積が小さくなりますので、性能(遮音性、放熱性)には不利な条件です。特に高発熱のHPC計算機には合致しません。

カタログを見て6Uをご希望される例が時々ありますが、ラックサイズの策定は供給側からのご提案となります。放熱と静音性能を十分に考察した専門的な仕様策定をご案内いたしますのでご理解ご協力をお願いいたします。

マシン1台のみやプラスUPS程度でも多くの場合で12Uサイズをご提案します。占有される床面積は変わりませんし価格の優位性もそれほどはありません。内容積に余裕を持たせると静音性能に有利ですので差引するとメリットのほうが上回ります。

 

 参考までに、カタログにある3U飛びの高さや100mmごとの奥行き表記は便宜上の記載であり、どんな寸法でも自由自在に個別対応が可能です。

 

お客様ごとに最適なラック仕様をご提案いたします。「サイズの合ったラック」をお客さまが選んでいただくのではなく、音と熱の課題を供給側責任で解決する仕事が私たちのミッションです。是非ご利用ください。

 

  → 静音ラック防音ラックSi R&D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

騒音計の使い方

騒音計の使い方は多くの場面で間違った使用例をよく見かけます。一般の方が間違えやすい事項とその対策、アドバイスをご案内します。

 

■サーバーからの距離
騒音源からの距離により数値は大きく異なります。距離計測をしなかったり「近接騒音」などと曖昧な表現では条件の不一致、検証材料にはなりません。一般的には対象物から「1m」を用いることが多く、メジャーなどで正確に計測することが重要です。

 

■マイクの干渉
ハンディ騒音計のマニュアルにはマイクロホンへの干渉を避けるため、腕を伸ばしなるべく身体から離すように解説されています。マイク部分に物体が接近すると音量が変化し正しい測定は出来ません。携帯アプリを机の上に置いて使うなどはNG。またサーバー室の騒音計測では十分なスペースが確保できない例も多く、直近に壁があったり前出の1mが確保できなかったりもします。その際には読み取った数値からバイアス補正する専門的な知識、経験が活きてきます。

 

■流動する表示
騒音計に表示される数値はフラフラと揺れ動き一定ではありません。精密測定では単位時間当たりの平均値を解析しますが、ハンディタイプではその刻々と流動する数値のどこを読むかが重要となります。数十秒で落ち着いた数値が最低値最高値の中間ぐらいにあれば理想的ですが、その間に大きなノイズが混入して最高値が極端に突出したりもします。こちらも経験による専門的な「読み」が重要です。心理的には「大きな問題であること」を誇張しがちな場面になりますので大きめの数値のみを読み取ってしまうかもしれません。「心のバイアス補正」にも着目してください。

 

■音源の識別
機械的な騒音計は「対象物」の音と「その他のノイズ」を識別しません。一体どちらの音量が表示されているのか?一般の方が最も戸惑う項目です。多くの場面で測定者以外の活動音、話し声やキーボードの打音、エアコン、足音、衣服の擦れる音などがありますので、その影響での数値であること「=間違ったノイズの上乗せであること」が判断できなければなりません。


音量、音質や周波数分布の違いによる数値の出方、感覚量との関連は、絶対音感のような専門的なトレーニングによる経験値の判断となります。当社が最も得意とする専門分野です。是非ご利用ください。

 

 

正しい音の評価をアドバイス →静音ラックSi R&D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.