一般的なオフィスでの騒音解決には静音ラックを用いて50dB(A)以下を目指します。 多くの場合でオフィスの暗騒音が40〜50dB(A)程度ですので、それと同等まで下げれば苦情は無くなります。
参考:http://www.si-rd.com/seihin/system4.2-10.htm
一方、大学などの研究室では60dB(A)程度までが容認される傾向にあります。
研究室で用いられるスパコンでは85dB超えの大音量マシンもあり、放熱性能への割り当ても重視する場合は最終的に60dB(A)前後の結果に至ります。オフィスよりも高い数値になりますが導入後のクレームは無く、ビフォーアフターでの落差がたいへん大きいので評価の声も多数いただいております。
この要求値の差異の理由は、研究室ではスパコン計算が活動の主目的そのもの(本業)であり、計算機のパフォーマンスが最優先されるからだと思われます。
静音の要求値は部屋の広さや距離などでも大きく異なりますが、このように業務や目的によっても違いが出ます。それらを総合的に考察し、高度な目的達成を目指す仕組みがSi R&Dにはあります。累計2000件を超える課題解決の実績と、絶対音感のような専門トレーニングで仕込んだ聴感判断も備えていますので、ぜひ当社の「得意技」をご利用ください。
大学、研究室の高度な案件にはSi R&D関田(セキタ)が専任担当させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
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